2025/02/23

2014年のANA修行(プラチナステータス修行)

今回はまったくハードウェアに関係ない思い出です。

航空会社の上級会員になるためだけに飛行機に乗り続けることを「修行」と称するのですが、今回は2014年にANAのプラチナステータス取得のために修行した記録です。

そもそも、1990年代の終わりに仕事でいろいろな国へ行くという経験がありました。その時は、ほとんど会社ペイでJALを使っていたので、そこにちょっとだけ自腹で乗るのを加えるだけで、JALのグローバルクラブ(JGC)会員になることができていました。

2000年代になると、海外出張する機会はほとんどなくなったのですが、たまに行くことになった場合でも空港で混雑してないカウンターやゲートを使えたりと恩恵を受けてました。

その状態で2014年を迎えました。この年は、1月と2月にタイへ海外出張したのですが、会社規定でタイ航空を使う必要がありました。タイ航空はスターアライアンス加盟ですので、日本ではANAと提携しており、JGCは全く意味をなさない。ANAのマイレージ会員にも以前からなっていたものの、ほとんど乗らなかったので当然ただの平会員。

平会員だと何も恩恵がなく、2回目のタイ出張の帰国時に現地の方々より「あれも持って帰って、これも持って帰って」という依頼を受けた結果、手荷物がオーバーチャージになり、ただでさえ大混雑のチェックインロビーを追加料金の支払いのため、あっちこっち行って各々の手続きするため延々と列に並ぶはめになり、かなり疲弊しました。

そんなこともあり、日本(羽田/福岡)~バンコクの二往復でプレミアムポイントが1万ポイントあったので、残り4万ポイント獲得のための修行を始めることにしました。


やっと本題です。

4月くらいから準備を始めたのですが、いろいろと調べて基本方針として下記3つを決めました。・・・この方針は、今でも使ってます。それは後日。。

株主優待券を使う(プレミアムポイントは25%減だが、エコノミー運賃が50%減となるメリットの方が大きい)

・・・株主優待券はこの修行で合計16枚使ったのですが、記録によると金券ショップから通販で3350円/枚だったようです

プレミアムクラスに乗る(料金が上乗せになるが、プレミアムポイントが50%増)

・・・席確保のハードルが高く、真夜中に目が覚めた時にスマホ見て、空きを確認するなんてことも何度もありました。

○なるべく長距離路線を選ぶ(できるだけ短期間で終わらせたい)

・・・プレミアムがある最長距離は羽田-石垣なので、何度も乗ることになり、往復で同じ乗務員さんなので、この時はまだちょっと恥ずかしかったです

実際に行動に移したのは、5月下旬~6月上旬の3回の週末でしたが、観光も交えて楽しく修行できました。(この時は熊本在住でしたので、必ず熊本発着という縛りもありました)

5/24~25については、25日に都内で自転車の国際レースであるツアーオブジャパンの東京ステージが開催されたので、そっちの観戦をすることにして追加の観光はナシ。ただし、あえて伊丹乗り換えを入れて、ちょっとポイントを稼ぐことにしました。(最終的にこれがあったおかげで、もう一往復をする必要がなくなったのでした)

5/31~6/1は、初めて那覇に行ったのですが、那覇空港着いたら偶然知り合い(この人も修行中)に出くわすという出来事もありました。6/1に那覇市内を巡回バスに乗って回ったのですが、この時に首里城の中に行かなかったことは後々後悔することになりました。

【筆者撮影】


6/7~8は十数年ぶりの北海道ということで、小樽で海鮮丼食べて、余市のニッカ工場見学を楽しみました。(NHKの朝ドラが始まる前でしたので混雑してなく、ゆっくりいろんなウィスキーを味わえました)

【筆者撮影】

【筆者撮影】

そんでもって6/8の搭乗をもって、ギリギリ5万ポイント達成し、無事にプラチナステータスを取得できました。(「解脱」と称するそうな。。)

【筆者撮影】

同時にスーパーフライヤーズカード(SFC)の取得基準をクリアしたので、それ以来SFCメンバーを継続しています。

費用的には3週間で50万円強かけましたが、以降のSFC会員としての恩恵を考えるとコスパは許容範囲内と思っています。